が、ついに出たのでその感想を。
ついに、1巻からずっと謎だった、主人公・小林一郎の正体が明かされた。
実は「鬼」の末裔だとのことである(あらすじに書いてあるからネタばれではないぞ)。
さらに、今まで一度も登場してこなかった「小林一郎の母」が登場し、この母の正体が、「奈落の八傑」の一人であることが判明。もともと魔界の人だったのだ(これもあらすじに書いてあるぞ)。
また、これまでの伏線回収というか、そういうことをやりつつも、「天涼院阿義斗(てんりょういん・あぎと)」はなぜか動かない様子。
そして、72柱の悪魔(憑き)がついに全員倒されたとき・・・?? という話なのだが、
今回はコメディ・パート多めで、作者が楽しそうなのが印象的だった。
読んでるこちらも楽しかった。
また、小林一郎の祖父の名がわかった(本筋には関係ないが・・)。
悪魔も人間も入り乱れてハーレムのような構造を呈してきているが、これは収拾がつくのだろうか。
また、前巻であまり出番がなかったヒロインズの一人「黒亀里奈」はどうなるのだろうか。
などなど、「本筋とは関係ないところ」ばかり気になってしまう私である。
次巻では大きく話が動くような感じがするので、たたみにはいるのかどうか・・、まだ続くのか、次巻を待て、という感じだろうか。
新刊が出たばかりで「次巻を待て」というのもおかしな話だが・・。
ストーリーのテンポは相変わらずよく、またコメディー・パートの作り込みもよかったと思う。
ついに9巻!
おめでとうございます!
友人キャラは大変ですか?9
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