今巻は、前巻で結成したバンド「リンクス」による文化祭、がメイン。
主人公・瀬名希墨君はギター、ヒロイン・ヨルカはキーボード、生徒会長・花菱清虎君はドラム、宮内ひなかはボーカル、中心にいる叶ミメイはベース。
この5名で文化祭に出ることになったわけだが、瀬名君はギター初心者である。毎日ミメイに特訓される。その上、文化祭実行委員でもある。
働きすぎであるが、「自分が凡人であることを知っているがゆえに」と、彼は手を抜かない。そこが彼に人望がある所以だろう。
対してヨルカは「人前で演奏すると極度に緊張する」という状況を克服できないままだった。
そうしているうち迎えた、「叶ミメイ宅における合宿」。ミメイの家にはスタジオがあり、そこからネット配信もできるという、両親ともに音楽に理解がないと無理な家だった。
そこで克服したヨルカの方法とは。
一方、前巻で「恋愛継続宣言」をした支倉朝姫さんは今巻でどうなるのか。
また、私はつい忘れてしまいそうになるが、実は「宮内ひなか」もわりと重要な人物らしい。というのは、ときおり「ひなか視点」の文章になるので。
今巻では、瀬名君の知らない、宮内ひなかと花菱清虎の接点が紹介される。
↑先程書いた「合宿」をへて手応えをつかみ、「このまま文化祭に臨めば大丈夫なのでは・・」というところで、
大事件
が起きるのだが、もちろんここでは書けない。
なにしろ↑これによって、
最終回!?
とすら思ったくらいである。しかしまだ続く。
ただし、次の巻で最終巻になるらしい。
後半は怒涛の盛り上がりだった。一気に話が熱い展開になったため、ここからページをめくるのが早くなった・・。
↑上記の「大事件」がなんなのか、是非読んでみてほしい・・・。
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