お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件5 (GA文庫)

ラノベ

の感想。

4巻のラストで「付き合ってます」というのがバレた主人公・藤宮あまね君とヒロイン・真昼さん。

「バレたからには堂々と」ということで5巻冒頭からついに「一緒に登校」となる。

・・と書いてはみたものの、ここからず〜〜〜〜っと、

イチャラブ展開である。

砂糖200個くらい。

糖度が高い。

ャンルを間違えたと思うがごとく。

正直、3ページくらい読んでは一度休んで、また開いてはまた休んで、の繰り返しになってしまった。今巻は読むのに時間がかかってしまった。

また、今巻は、

スキンシップ描写が多め。

冒頭から半分くらいまでは、「交際バレしてからの周囲の変化」、あるいは「周君や真昼さんの意識の変化」という感じで続く。

作中時間は夏なので、水着を買ったりプールにいったりする。

その辺は本編をお読みください(ちなみに真昼さんは泳げない)。水着は何を買うかなど本編をお読みください(笑)。

後半は、藤宮君が実家に夏休み帰省することになり、真昼さんもそれについていく形で一緒に帰省。

藤宮君のご両親から、周君の子供のころなどを聞いてご満悦の真昼さんであった。

ラスト少しの部分に、「本編では語られていない周君の過去との邂逅が!」と思いきや、

大事件になることもなく余裕でスルー。真昼さんという女神(天使)がいればどうということはないのだった・・。

さて、前巻が表紙がこんな感じだったので↓

あれ? 結構背が低い? と思ったのだが、私はどうも、結構背が高めなイメージをもっていたようで、今巻の表紙でなんとなく納得。作中のイメージから、「もっと大人っぽい」感じをもっていたのだが、どちらかといえば小柄な部類に入るのだろうか。「かわいい」という感じが近いかもしれない。

「お隣の天使様」はしかし、精神年齢は高そうである。

藤宮君と真昼さんを見ていると「老年夫婦」のように思えることがあるが、こういう落ち着いた交際もよいのではないだろうか、と思った。それは周君のお父上の「修斗しゅうと」さんの落ち着きぶりを見ているとそう思うのである。

なかなか近年、このような成熟した男性を見ることが少なくなったように思う(あなたは一体作品のどこを見ているのだ、というツッコミが入りそうだが)。

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