もともと、3巻が出たのが2019年2月1日。
本来4巻は、5月1日発売予定であったが、この発売予定日が一度キャンセルされ、「2020年4月1日」になったり「2020年3月1日」になったり、結局いつになるのかわからずじまいであった。
著者のツイッターでも「私からは説明できない理由により発売延期」となって、その後続報もなかったのだが、つい数日前、アマゾンを見ていたら、いきなり
8月1日発売
の文字が！ これは買わねば！ と予約注文し、当日にkindle端末に送信されてきて、
一気読みしてしまった。
「あとがき」を読んでも発売延期の仔細はわからなかったが、ようやくわかった。まずイラストの雰囲気が少し変わったのでは？ と思ったのだが、これはコミカライズを担当した「足立 いまる」さんという方が描いたらしい。
では、もともとのイラストレーターの「ぶーた」さんはといえば、
↑この投稿は7月6日のものだが「仕事を再開できるまでになった」とのこと。
それで4巻の発売日が延び延びになっていたようだ。
確かに、「ぶーたさんのあの絵が好きだ！」というファンからしたら、延期も仕方ないように思うし、それは公表すればよかったのでは、という気がする。誰も文句はないと思うのだが・・・。
また、「アニメ化企画が進行しているので、それにタイミングを合わせるために延期なのでは」と以前思ったが、これは延期なのか最初からそういう予定だったのか、アニメ化は決定になった。
何しろ3巻が一年前のことなので、すぐ頭の中でつながるか・・・と思ったがそれは杞憂だった。読みすすめるうちに全部思い出した。
今回は沙優がどういう学生生活を送っていたかが明かされる。そして、別れのときが近づく（なに書いてもネタバレになりそうなのでこの辺で）。
しかし、今巻は「足立 いまる」さんが描かれたイラストだったが、最初微妙な違和感を覚えたものの、「ぶーた」さんのイラストにかなり雰囲気が近いのではないだろうか。いい仕事をした感じはある。
発売延期については、「タイトル」だけで中身を見もしないで誹謗中傷する方が結構いたようなので、そちらの心配もあったが、人気順を見ると安定の上位を保っていたので、そちらも杞憂に終わった模様。
完結するまで見届けたい作品だ。
それにしても、最近だと「一気読みで読んだ」というのは珍しい・・・。梅雨があけて集中力が戻ってきたというのもあるが。
※補足 アニメのPVが公開されたので、掲載してみる。
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