俺の女友達が最高に可愛い。2 (GA文庫)

ラノベ

の感想。

1巻において「友達最高!」という結論を出した主人公・カイ君。

しかし1巻ラストで、バイト先の後輩からまさかの告白。

この後輩は「布袋ほてい琴吹ことぶき」さんという。主人公曰く、「豆腐メンタルの子」「クソザコメンタルの子」らしいが・・。

1巻の顛末を琴吹さんも知ってるはずなのに、それでも? と訝るカイ君に対し、「ではお試しデートというのはどうでしょう?」といわれ、「ジュンは友達だから、それもアリ、なの、かな?」という感じになり、デートにいくことになる・・。

この琴吹さんという方もまあ美しい方だが、バイト先で丁寧語を使うことになかなか慣れないため、先輩であるカイ君が「琴吹さんと話すときには常に丁寧語で話す」という接し方をしているため、会話がかなり奇妙に見える。

ジュンはジュンでカイに後輩がいるとしったら「私も仲良くしたい!」と即断。

ということで、アクの強い二人にもみくちゃにされる琴吹さんであった・・・という話(?)

今回も面白かった。

「友達最高説」はカイ君とジュンの間では共通認識ではあるが、他の人にとってはそうじゃないわけで、それを勘違いした人々がいらないちょっかいをかけてきたりというエピソードもあったり。新しい概念を作ったからといって世界が劇的に変わるわけもなく、変わったのは二人の間柄だけなのだよなあ・・とか考えてしまった。その外側には古い世界の反発が待ち受けているわけで・・。

・・・・・という面倒な考察はほとんどどうでもよく、琴吹さんがかわいいという話でした。まる。


俺の女友達が最高に可愛い。2

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