俺の妹がこんなに可愛いわけがない(14) あやせif 下(電撃文庫)

ラノベ

ずっと積ん読状態でしかも中途半端なところで止まっていたので、最後まで読んだ。

これは、PSPゲーム版のシナリオをノベライズしたものである。

「上」を読んだときに、「なにか読んだような・・・?」と思ったのだが、「読んだ」のではなく「観た」のだった。YouTubeにプレイ動画があったので、そちらで観て知っていたのだった。

とはいえ、そんなに詳細に観たわけでもなかったので、今回始めて「新垣あやせルート」のストーリーがわかった。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は、2008年から刊行スタートなので、すでにもう最初から計算すると12年もの歳月が流れているわけだが、未だ多くのファンがいるということだろうか。

前巻(上)において「売れ行きがよければまだ出すかも」と書かれていたように思うが、今巻のあとがきにおいては「黒猫ルート」「加奈子ルート」発売決定、となっていたから、ファンの需要はまだまだありそうである。

「あやせ編」になったところであやせの人格が変わるはずもなく、簡単にサイコパスみたいな言動に陥るあたりは、相変わらずこわい・・・。とか思ってWikipediaを見たら、

ifルートではヤンデレ化する

と、書かれてあった。やっぱりか!

また、妹の桐乃とどういうふうに折り合いをつけたんだろう、というのが個人的な最大の興味であったが、わりと納得のいくエンディングであった。

で、なぜ積ん読状態のこれを読み終えようと思ったか、というと、すでにこれが↓

発売になったからで・・・、ちょっと急いだのである・・・。

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