わたしの知らない、先輩の100コのこと1 (MF文庫J)

ラノベ

以前書いていたときは、書名だけで出版社を書いていなかったので、今回から書こうと思う。

さて、Web発の小説ということで、イマドキらしいテンポ感のよい作品だった。

主人公が通う高校には最寄りの駅が2つあり、ほとんどの学生は主人公と別の駅を利用しているため、主人公と同じ電車に乗るのは、「名前も知らない後輩」しかいなかった。

ある日その後輩が話しかけてくる。そして、なし崩し的に「一日一個の質問をする。それには正直に答える」という約束をさせられて(?)しまう。

主人公は電車内の読書をこよなく愛する孤独愛好者なので、当然後輩のことを面倒くさがるわけだが、しかし「かわいい」とは思っているらしく、

時折素の言葉でほめてしまったりする。しかし自分の時間が取られるのはいやだ。

しかしこの「後輩ちゃん」(名前が発覚するまでこう呼んでいた)がとにかくぐいぐいくる!

ラインのIDを聞き、家に突入し、土日には予定を入れ・・・。

この作品は主人公視点と後輩ちゃん視点が目まぐるしく入れ替わるため、「ああ、このときこう思っていたのか」というのがすぐにわかる仕組みになっている。

ところが。

一巻全体を読んでもわからないことが・・。

後輩ちゃんのこのモチベーションはなんだろう? ということだ。

ここが実に「モヤっ」ときてしまい、それで続けざまに2巻を買ってしまうのだった・・・。

「恋愛感情」というわかりやすいものであればまだ納得できるが、「どうもそうではないのではないか」、というようなモヤっと感があるのである。

特設ページがあったのでリンクを貼っておく。

ここだよ(・∀・)


わたしの知らない、先輩の100コのこと1

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