「全巻レビューを書く」といっておきながら、3巻までで止まっていたので、残りを書いてみようと思う。
錬金術普及のため、「雪と氷の国」にやってきたヨメとイザヤ一同。
ヨメとしては「環境が変わればロマンチックになって関係も進展するのでは・・」とか思っていたりするが、いつもの面々がぞろぞろついてきたため、その望みは儚いものだった・・。
そして自分を「魔王」だという謎の少女が現れる。名前は「ナナ」で仮面を被っているのだが、その仮面は・・!?
また、なぜかイザヤにキスを迫るナナ。スキあらば襲いかかってくるため、そこに理由はあるのか、といえば、
あった
わりと大きな理由が。
この巻においては、ナナの「キス」は重要な意味を持つため、うかつにここでは書けないのであった・・。
ともあれ、本当に魔王が復活したのであれば、イザヤはなんとかして再び封じなければならないのだが、話の後半にならないとその謎は解けないため、読んでるほうとしても「?」という感じである。
ヨメの酒癖の悪さは、一口飲んでから何かを話すと、その後半からすでに口調がおかしくなるという具合。
そういえば、「酒豪のヒロイン」というのもあまり見ない気がする。大抵は「酒に弱い」あるいは「飲むとすぐ忘れる」という感じではないだろうか。
この巻においても、イザヤは「誰にも邪魔されず孤高の木工職人になる・・・」という、
およそ「魔王討伐者」とは思えない野望を持っていたりするのだが、案の定、そちらもかなわないのだった・・・。
幸せとは・・。
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