世界一シリーズ6 ヨロイザメ

生物学
ヨロイザメ Mallefet, Stevens and Duchatelet
BBCニュースより引用

これは先日のニュースである。

BBCニュースによると、ニュージーランドで、闇の中で発光する深海ザメが3種発見されたという。

その3種とは、

  • カラスザメ属のフジクジラ
  • カラスザメ属のトゲニセカラスザメ
  • ヨロイザメ

である。このうち「ヨロイザメ」は最大180センチにまで成長するため、

発光する脊椎動物としては世界最大

とのことである。

ただ、存在そのものは3種とも知られていたが、実際に発光現象が撮影されたはの初、とのことである。

さて、いきなり「世界一」といわれても、そもそも「発光生物」にはどのようなものがいるのだろう。

Wikipediaには「生物発光」という項目があり、そこで語られているが、

わかりやすいものから例を挙げてみると、次のような感じになる。

  • 発光バクテリア
  • ホタル
  • ツチボタル(ヒカリキノコバエ)
  • クラゲ
  • ウミボタル
  • チョウチンアンコウ
  • ダルマザメ(体長30-50センチのサメ)
  • ホテイエソ(エソはかまぼこの材料になる魚だが、その一種)

と、このように挙げていくと、「ヨロイザメ」の「体長180センチ」というのは図抜けた大きさになることがわかる。

強いていえば、その次に大きなものが「チョウチンアンコウ」であろうか。

フジクジラは体長40センチほどになり、トゲニセカラスザメは60センチほどだという。

ということは、チョウチンアンコウよりは大きい。

そして「ワニトカゲギス目」という目があるのだが、この「ワニトカゲギス目」の魚は全て発光するらしい。

この「ワニトカゲギス」は漢字で書くと、

鰐蜥蜴鱚(わにとかげぎす)

となるのだが、最後の「鱚(きす)」に関しては、実際の魚の「鱚」とは関係ないとのことである。(ニコニコ大百科より)


参考資料:BBCニュース、Wikipedia「生物発光」「ダルマザメ」「ワニトカゲギス目」「ヨロイザメ

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