の化石が発見された。
見た目にはサメっぽくないがサメである。
「イーグル・シャーク」というサメで、約9300万年前に生息し、プランクトンを食べていた。
また、有名なオニイトマキエイの「マンタ」が出現するよりはるか以前に生息したことがわかっている。
マンタもまたプランクトンを食べるので、食性は同じ。
この化石は、2012年、メキシコ北東部の化石の宝庫バジェシージョで発見された。全長約1.65メートル、ひれの先端から先端までの長さは1.9メートルと小柄な部類だろうか(JIJI.COMの記事より引用)。
この長い翼で、颯爽と海の中を泳ぎまくっていたのかと思いきや、
全然そうじゃなかった。
「非常にゆっくり泳ぎ、餌を追い求めることはできなかったのではないか(だからプランクトンを食べたのではないか)」
ということらしい。
イメージが・・・(´・ω・`)
なお、エイの祖先がこの「イーグル・シャーク」である可能性も出てきた。
GIGAZINE 9300万年前の「翼が生えたサメ」の化石が発見される
他の記事においては、「イーグル・シャークの位置はマンタにとって代わられた」という表現であったが、このGIGAZINEの記事では「祖先かもしれない」となっている。
なお、余談であるが、こういった「サメ」とか「タコ」とかの記事を書いていたら、スマホ・ニュースに毎日のように「新種発見!」といった記事がくるようになってしまった・・・。面白いものはここでも紹介していこうと思う。
参考資料
JIJI.COM 翼のような胸びれ持つ「イーグルシャーク」 太古の新種ザメ発見
GIGAZINE 9300万年前の「翼が生えたサメ」の化石が発見される
※続報があったので補足を。
朝日新聞 「翼」持つ古代のサメ 白亜紀の地層から化石発見(3月31日)
↑こちらの記事によれば、「Aquilolamna milarcae」の意味、読み方は、「ラテン語で「ワシ」を意味する「アクィラ」などをもとに「アクイロラムナ・ミラルカエ」という学名をつけた」となっている(上記より引用)。
読み方はこれまで記事には書かれていなかったが、ようやくその辺がはっきりした。
また、「現在のウバザメやジンベエザメと生態が似ていた(と考えられている)」となっている。
「エイの先祖」というイメージからは少し遠のいたが、「小型のジンベエザメみたいなもの」と考えれば、そう見えなくもない(?)
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