サブタイトルにもある通り「デート回」である。
今回は、
とりあえずデートしてみる?
という軽いノリでデートすることになる(うらやましい・・・)。
ここでもまた、本屋に行くというのがあり、そこでまた「読書」に対する思い入れが語られる。
なお、主人公・黒矢君もヒロイン・白森霞さんも、「紙の本も電子書籍もどっちも読む」のだそうで、よくある感じの、
「電子書籍なんて本じゃない」
という論調ではない。なんとなく安心してしまう私であった。
もちろん「本屋」以外にも行くので、そこは読んで楽しんでほしい。
そして、デート後半で、霞さんの微妙な家庭事情が明かされる。そして読書好きになった経緯がそれに絡んでくる。
また、「どこからが浮気か」という議論も出ていた。これはボーダーが難しい話・・・。
「浮気なんて自分には関係ない」と思う主人公であったが、ちょっと地雷を踏んでいた。
そして、「美少女四天王」のうちの「黒ギャル」右京先輩というのが今巻で登場するのだが、
その右京先輩と奇妙な関わりを持つ羽目になってしまった黒矢君。そのために、波乱を予感させる「引き」で3巻に続くことになった。
最近「気に入ってたのに2巻で打ち切り」というパターンが続いたので、はっきりと「続く」というのはほっとしてしまうのだった。
さらに、1〜2巻でたま〜に触れられていたがさっぱり内容がわからない「去年の文化祭の話」は今巻も明かされず、多分3巻で出てくるのかなあ、と思う。
あざとかわいい白森先輩は、今回もあざとかわいかった。
なお、黒矢君の「夢」についても1巻から順調に発展し、次第に形をとってくる。
↑これ、もともと2巻の宣伝だった・・・。
なお、これもKindle unlimited会員は無料である。
かなり新しい本なので(2020年10月4日発売)、無料なのは「プッシュ期間」ということなのだろうか。
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