世界一シリーズ8 タカアシガニ

生物学
タカアシガニ (パブリック・ドメイン)1920年

タカアシガニは、世界最大の節足動物である。

なんだか次第にスケール・ダウンしているような気がするが、それはご容赦願いたい。

また、水生動物ばかりで、陸生動物があまりないような・・? と思ったのだが、

例えば、「世界最大の陸生動物は?」となると、「アフリカゾウ」だそうである。体長6~7メートルになるそうである。

というのを見ても「あんまり大きくないなあ・・・」という感想になってしまう。

ということで、水棲動物にどうしても話が偏りがちになるのだが、それもご容赦願いたい。

ということで、タカアシガニである。

タカアシガニは、もちろん漢字で書くと「高足蟹」となるわけで、足を広げると3.8メートルにも達する。

これは、ちょっとピンとこないかもしれないので、上記の画像をご覧いただきたい。

なお、カラー写真を使いたいのはやまやまであるのだが、権利関係が一番無難なものを選んだ結果、上記の画像になった次第である。

体重は19キロにも達する。

また、系統的に古い種であり、「生きている化石」とも呼ばれる。

「古い種」で思い出すのは、恐竜類を含め、「古い種」というのは大体巨大であるから、それらの性質を受け継いだ結果、この大きさを保っていられるのではないか、ということである。

古代と現代では重力が変動しており、その結果「古い種」は巨大化できたという説もあるが、仮にそうだとしても、陸生動物の場合は重力の影響を顕著に受けるため、小型化せざるをえなかったとしても、水生動物はその影響が軽微であった可能性がある。

現生動物の最大種が「シロナガスクジラ」であることを考えても、「水棲動物は巨大化する可能性がある」という点では同意できるのではないだろうか。

ただ、このタカアシガニも、「食べるとうまい」そうで、盛んに食用になっているそうである。

ということは、今後タカアシガニも小型化していく傾向が出てくるかもしれない。

大正時代までは漁で水揚げされても見向きもされなかったというが、1960年に「タカアシガニ料理」が始まったという話がある。

塩茹でや蒸しガニとして食される。

この辺の事情は「ミズダコ」にも通じるものがあるかもしれない。

ミズダコもかつては味の評価は低かったが、近年では評価が高まっているからだ。

そしてやはり、タカアシガニも近年では漁獲量が減少傾向にあるようである。

写真ではピンとこないかもしれないが、水族館で実物を見ると、あまりの巨大さになかなかびっくりするので、機会があったら是非見てほしい。


参考資料:Wikipedia「タカアシガニ

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