これは2014年の報道である。
体長2.7メートルの巨大ホオジロザメに、2003年11月、追跡用のタグをつけて海に放したのだが、その4ヶ月後、その地点から4キロほど離れた地点にタグのみが漂着する。
調べてみたところ、タグの情報では、「温度が突然急上昇し、一気に580メートルの深さまで潜った」ということがわかった。
研究チームは、このサメが何者かに飲み込まれ(温度が急上昇)、そのまま深海までその生物が移動したと考えた。
2.7メートルのホオジロザメを飲み込むような生物とは一体何者か・・・。
(なお、記事では「2003年」となっていたが、報道のタイミングからして「2013年」の間違いではないかと思われる)
その後続報が出て、そのホオジロザメを飲み込んだのも「ホオジロザメらしい」という。
サメは共食いをする魚なのでそれ自体は珍しいことではないのだが、状況からして、「2.7メートルのサメを一気に丸呑みして深海に潜った」と考えられる。
このサメを飲み込んだ方のサメは「体重2トン」のサメだと考えられているらしい。
このような報道があるため、「メガロドンはまだ絶滅していないのではないか」という噂が出ることになるのだろう。
注):メガロドン=全長約15メートルほどにもなる、約2,300万年前から約150万年前にかけて生息していたサメの先祖(Wikipediaより)
ナチュラルジオグラフィックのニュース(これは最初の事件時のもの。このときは「犯人はシャチではないか」ということになっている)
CNNニュース(続報のほう)
スミソニアン・チャンネルの動画
「Something Ate This Shark…but What?」(何かがサメを食べた・・しかし何が?)
なお字幕は英語なのでわからないが雰囲気だけでも。
↓メガロドンの歯の画像
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