気象病4 梅雨

医学

(「気象病3」のような番号だけではよくわからないので、副題をつけることにした)

さて、「気象病」が起きやすい時期というのは、はっきり3つある。

  1. 春先
  2. 梅雨の時期
  3. 夏から秋にかけての時期

この3つである。どれも、気圧、湿度、気温、のいずれかの急変がある。

そして、今はまさに「梅雨の時期」に相当する。

この時期はどのような症状が出るか、また対処法は何がよいか? というのを書いてみたい。

まず、「梅雨になると喘息が悪化する」そうである。

『 6月の梅雨は、咳や呼吸の違和感などの喘息が悪化しやすい時期です。 』(白金 いびき・内科クリニックのHPより)

↑この記事においては、「(梅雨の時期は)は気温・湿度・気圧が変化しやすいために、咳が増えたり呼吸が苦しくなる」と書かれている。これは「気象病」の条件と同じだ。

そしてさらに「花粉症の既往がある方は1/3人が喘息を発症します」ともある。

ここで察しの良い方はおわりかと思うが、この時期、どうやら「アレルギーの薬」が効果があるようだ。

いよいよ梅雨入りです。喘息の悪くなる季節です (医療法人社団 高和会 内田内科のHPより)

↑この記事においては、「効アレルギー薬や点鼻薬」が効く、とある。

(もっとも、一番よいのは病院にいくことである)

ここでは、「忙しくて病院にいく暇がない」という人を前提に書くことにするが、

「抗アレルギー薬」がよいというのであれば、なんといってもまずこれだろう。

別に「アレグラ」に限定する必要はないのだが、「アレグラ」がとりあえずよい、というのには理由がある。

  • 眠くなりにくい(アレルギー薬は大体の場合眠くなるのだが、この薬は眠くなりにくい)
  • 比較的短時間(数分~数十分)で効く
  • (病院、医師に相談することを前提とするが)長期服用が可能である

というものがある。他には「口が渇きにくい」というのもある。飲んだ事がある人ならわかると思うが、アレルギー性鼻炎の薬による「口渇(口が渇く)」は地味に不快な症状ではある。

もちろん、「アレグラ」だけがよい、というわけではないので、他にもいろいろ調べるなり、医師に聞くなりしていただきたい。

LOHACO 鼻炎薬・抗アレルギー薬の人気ランキング

また、

「梅雨だる」

という単語もある。これは文字通り「梅雨でだるい」という症状だが、こちらの原因は低気圧である。

梅雨シーズン特有の不調「梅雨だる」!その原因とおすすめの対策(フィットネスクラブ・スポーツクラブ・スポーツジムのルネサンスのHPより)

これには、通常の気象病対策のこれがよいだろう。

なお、中身は漢方薬の「五苓散」なので、普通に「五苓散」でも十分である。

なお、「顆粒は飲みにくい」という方もいるかもしれない。ここでは比較的安く購入できるものを挙げてみたが、錠剤の「五苓散」も販売されているので、そちらも調べてみてほしい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました