気象病5 梅雨2

医学

「梅雨の時期に多い不調」として、前回、

  • 痰のからむ咳が続く。
  • さらさらとした鼻水が増えるか鼻ズマリが強くなる。

といった症状が出る、ということを紹介した。

自分はこうなった。

「痰がからみ、鼻ズマリが強くなる」

(咳が続く、さらさらとした鼻水が増える、という2点はなかった)

ということでアレルギー性鼻炎の薬を飲んでいるが、あまり効果がないように感じる。

ということで、のど、せきに効くパブロンだとか、蓄膿症の漢方薬だとか、いろんなものに手を出しているのだが、

もっと手っ取り早く安いものがあることを思い出したので、書いてみる。

それは「鼻腔拡張テープ」というものだ。

↑こんな感じのもので、鼻の上から貼るテープである。

先にデメリットを挙げておくと、

  • 見た目に影響がある。
  • 鼻の上はどうしても汗をかきやすいので、半日程度しかもたない。

ということだろうか。

そして、通常、「穴を広げるのにその上側からテープを貼っても・・・・」というように見える。だがしかし、そこがポイントなので、その点を力説してみたいと思う。

鼻詰まりの苦しさというのは「息苦しい」ということだが、この鼻腔拡張テープを上から貼ると、「ほんのわずか」隙間が開く。

この「ほんのわずか」だけで、快適さがかなり違うのだ!

どんなものでもそうだが、「100%原因を解消しないと」ということはなく「1%解消できたらもう十分」というケースもある。

「鼻詰まり」は、鼻粘膜の炎症によって血管が普段より膨張し、そのため鼻腔内が普段と比べて狭くなることから起こる。それで「詰まり」を感じるなら、ほんの少し間を広げてやるだけで息は通るようになる。

もちろんこれで「全部解決」とはならないが、「今の不快感のみをしのぐ」ならこれで十分なのである。

鼻腔拡張テープにも様々な種類があるので、自分に合うものを探すのもまた楽し。

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