最近ふと思ったのである。
「そういえば伊達康さんはどうしてるかな」と。もちろん知人でもなんでもないのだが、最近伊達さんの作品を見ていない、と思いあたった。
ところが、そのタイミングで、なんと、出たのである。
「友人キャラ(番外編)」が!
これはもう買うしかあるまい。そのときはまだ「予約受付中」であったため予約を入れておき、届いたので読んだ。
・・・・なお、同時期に伊達さんのもう一つの作品があることが発覚。それがこれである。
「異世界忠臣蔵 ~仇討ちのレディア四十七士~ (ガガガブックス)」であり、値段も1258円と結構高め。これは283ページ、「友人キャラ」のほうは236ページと、50ページほどしか違わないが、なんだろう、判型が違うのだろうか?
とりあえずこれも予約して・・と(もう発売されてダウンロード済)。
で、とりあえず「友人キャラ(オフレコ)」のほうである。
基本的にはこれまで何かの折りに書いてきた短編を一冊にまとめたもの、ということらしいのだが、それにしてはなんだかまとまりがよすぎる気がする。
「過去編」「現在編」「未来編」の3つのパートからなり、
・・・と思ったら、アマゾンの「あらすじ」のほうがよくまとまっていたので、そちらからまるっと引用する。
・一郎の小二時代の脇役エピソード
・魅怨と龍牙が仲良しになるまでの物語
・ヒロインズによる小林一郎争奪戦の顛末(if結婚生活付き)
などなど。
このうち、1番目が「過去編」であり、2番目が「現代編」そして3番目が「未来編」である。
表紙の人物が、左はリューガだろうけど、右は誰だろうと思っていたら、「魅怨」だった。
「未来編」の「(if結婚生活付き)」というところを見るとわかるが、「どのサブヒロインとエンディングを迎えるか」という「ifルート」の話が、とりあえず全員分ある。
これはよい!
そして、個人的には魅怨が一番活躍していたような気がする・・・(アレ?)
と、まあそういうあれやこれやがありつつも、単純に「小林一郎」の活躍(?)がまた読めたということが、単純に嬉しかったし、楽しかった。やはり小林はこうでなくては。しかし、「番外編」が出るとは、やはり「友人キャラ」の話は結構人気があったのではないか、と思う。
ちょうどメンタルが落ちていたときに発売になったものだから、この本で私はその苦境(?)を脱したといっても過言ではないのかもしれない。
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