既刊が3巻までであったし、物語も盛り上がりを見せたため、つい「完結!」かと勘違いしてしまったが、
実は
4巻からが本番
だそうである・・。
今までも散々イチャラブだったのに、これがタガが外れたらどうなるのか、見当もつかない。
さてまたアマゾンからあらすじを。
理想のタイミングで告白しようと考える高瀬川由弦と「好き」という気持ちに気づいてもらいたい雪城愛理沙。
数日後、愛理沙から風邪をひいたと連絡を受けた由弦は看病をするため急いで彼女の自宅に向かうことに。お粥を作ったり桃を食べさせるなど由弦の介抱のおかげで愛理沙の快方に向かう。愛理沙の容体が落ち着いた事を確認した由弦が帰る準備していると、心細い表情を浮かべた愛理沙から「今日は泊まってもらえませんか」と頼まれ、一夜を共に過ごすことを決める。
それから数日後、バレンタインの季節を迎え、二人がそわそわしていると由弦のもとに宛名のない手作りチョコが届き……。
嘘の婚約から始まる焦れ焦れ甘々ラブコメディ、第三幕です。
1~2巻までのあれやこれやがあった結果、愛理沙さんは、なんとなくこういうことを考える。
節度ある感じでふしだらでもなく常識的な範囲でスキンシップをしたりこちらを気に入ってもらいたい(的な)
と、文章で書くと大変ややこしい。
またさらに、書き忘れたが2巻、3巻の巻末には「ifストーリー」が掲載されている。「もしもあのとき~~だったら」である。
これをそのまま本編に入れてしまったらダメなやつ、である。なかなか面白い。
2巻で少し書いた「暗い影」についても、一件は2巻中で片が付き、もう一件も3巻中に片がついた・・・と私には思えたのだが、4巻以降で再浮上してこないとも限らない。このあともずっと伏線として残り続けるのかもしれない。
↑で、そう考えた愛理沙さんは「風邪で看病しにきてもらおう作戦」を行う。とはいっても最初からそうしようとしたわけではなく、由弦君が「見舞いに行く」といいだしたので、「ほんとに彼は私のことを好きなのだろうか? 私の勘違いなのではないか?」と思い不安になってしまったので、風邪を口実に、いろいろなことを仕掛けてくるのであった・・・(あとは本作をお読みください・・・)(ここでは愛理沙さん視点でのモノローグがある。興味深い)。
後半ではバレンタインデーがあるが、珍しく(というか初めて)愛理沙さんの「嫉妬」が発動した。由弦君はモテるので。
で、次はホワイトデー・・・。何があったかは・・いろいろ察してください・・・。
なお、「ロシデレ」では、PR用のPVがYouTubeに用意されていたりしたのだが、今作はASMR(音声ドラマ)としてYouTubeにアップされた。
無料版と有料版があり、それぞれ本の帯のQRコードを読み取ることで聴くことができる。私は電子版で読んだので帯がなく、気づかなかった・・、が、「あとがき」の説明を読んで聴くことができた。
ということで、無料版のほうをこちらに貼ってみる。
雪城愛理沙役は貫井柚佳さんである。
7分10秒と聴きやすい尺になっているので皆様どうぞお聴きください。
というか、今初めて聞いてみたが、この声・・は、私的にはだいぶ原作に近いと思う。
また、今更書くのもアレなのだが、1~3巻の表紙を並べると、それぞれ違う色の服を着ていることに気がつくわけで、
- 1巻 青色
- 2巻 緑色
- 3巻 朱色
であった。なかなか美しい・・・・。
そして特設サイトがあり4巻の告知があったので、そちらへもリンクを貼っておく。
お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について 特設サイト
なお、4巻(紙版)の発売日は
4月28日である。
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