エモかった(おい)。
ではなく、「椿屋ひなた」は特別な人間である、と作中何度も描かれるが、そこがピンとこないというか、今巻でようやく少しわかったというか・・。
まず、中学2年生で身長172センチ(私よりも背が高い!) 周囲の人が皆振り返り、芸能事務所からのスカウトもしょっちゅうくる、らしい・・。容姿は大人、しかし心は子供・・。
またこのイラストがいい雰囲気で、なんとなく・・だが「特別・・かな?」という気になった。前巻から引き続きひなたの周囲にいる友人達の心中も描かれるが、それによって「椿屋ひなた」の特殊性が浮き彫りにされている感はある。
10人いたら10人が振り返る、そんな人間。
芸能人でいうと、10代のころの沢口靖子がそんな感じだったらしいが・・(地元でやたらに有名だったらしい)。
その椿屋ひなたは、10歳年上の幼馴染の小野寺達也に甘えまくり。その小野寺達也は、かつての恋人である同僚の藤本明日香(ひなたの教師)と再び接近したりしなかったり。
今巻では大きな事件があり(前巻でもあったが)、それによってひなたの心中が推し量れる(かもしれない)。
「(ひなたは)昔からケンカっぱやかった」という表現が1巻のころから想像がつかなかったが今巻ではその暴れっぷりがある。
思い込んだら一直線。それが椿屋ひなた(多分)。
(何に思い込んでるのかは秘密。多分)
というような考察はおいておいて、ひなたと達也の「じゃれあい(?)」を楽しむ作品だと思う。
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