俺の家に何故か学園の女神さまが入り浸っている件(角川スニーカー文庫)

ラノベ

あらすじにはこうある。


★無自覚系男子に、健気美少女JKがめいっぱい尽くす! WEB発甘々ラブコメ、大幅加筆により糖度UPで書籍化!!


これで説明はほぼ終わりというか・・・、読んでみた結果としては、

極甘。角砂糖100個くらい。

という感じだった・・・。

主人公「常盤木翔和ときわぎとわ」(この名前、何度読んでも読みにくいし覚えにくい気がする)君は、自称「スクールカーストDグループ」のコミュ力ゼロ男子。その彼が「スクールカーストAグループ」の若宮凛が空腹で佇んでいるところを目撃してしまい、自身のバイト先まで行ってポテトを買って彼女にあげる。そこから始まる二人の関係・・なのだが、

実は2巻もすでに読み終えており、「3巻はどうなるのかな」と思っていたら、

2巻で打ち切り

とのことである。ガ━━━━━(゚Д゚; )━━━━━ン!!!!

あれだけ伏線あって打ち切りとは・・・。ただ、ウェブ連載は続けていくとのことで、そちらのほうで完結させるそうである。となるとウェブで読むしかないか・・・。

ウェブ版のほうはここなんだよ(・∀・)

レビューを読んでいると「今はラブコメ戦国時代(?)であり、特徴のないラブコメでは受けない」とのこと。似たような作品が多々あるので厳しいとのことであった。

うーーん。私はたくさん読んでるけどダントツに面白いと思ったが・・・。

ともかくあらすじに戻ると、若宮凛は「よくわからない人に恩を受けたままというのは釈然としない」とバイト先に押しかけて「出待ち」をして、主人公にお礼をしようとするが、「ただのお節介だから礼はいらない」と言われて、「礼」さえいうこともできなかった。

そこから逆に主人公が興味を持たれたようで、最初はバイト先のハンバーガーショップにずっと居座る、夕食時に家に寄って掃除をし、食事を作る、朝は途中で待ち伏せしていたりしていたが、家の位置がわかると今度は朝から主人公宅におしかけて朝食を作る・・・。

さらには主人公がバイト三昧で学校の成績がすべて赤点だと知るや、「私が毎日勉強を見ます!」という始末。そして、栄養状態と学校の成績すらも上がっていくのであった・・・。

のだが、とにかく若宮凛がかわいい。それにつきる。

また、主人公がなぜいつも無愛想でぶっきらぼうで無自覚なのか(そういうフリをするのか)も2巻の終わりあたりで少しずつ出てくる。

↓2巻 これで終わりとは・・・・。

主人公には加藤健一というイケメンの友人がおり、主人公に言わせれば、この友人も「スクールカーストAグループ」なのだが、健一はしょっちゅう主人公に絡んでくる。主人公視点ではそれがよくわからないのだが、主人公に深く根ざした「人間不信」を健一君なりに心配して、それでちょくちょく構いにきているようだ。

うーむ、文章を書くために検索しなかったら「打ち切り」のことも知らずにずっと「いつ出るかなあ」と待つはめになっていた・・・。

ウェブ版で続きを読もう。

ということで、2巻の終わりできれいに話は終わっていないため、これを勧めることはできないのだが、最初からウェブ版で読むならそちらのほうがアリかもしれない。

ここ最近読んだ本の中ではかなり面白い部類だったので、なぜこれが打ち切りになるのかというのが不思議でならない。

ということなのだが、よく考えて「あれ?」となった。ウェブで読むということはパソコンの前に鎮座して読むのだろうか。ちょっとそれは面倒だなあ、と。

そして「タブレットで見ればいいや」と思いカクヨムにアクセスし、そのURLを「ホーム画面に追加」とやったのだが、「カクヨムビューワーをインストールしますか?」と問われたのでインストール。なるほど、これでタブレット上で読めるわけか。

読み終えた文章の目次は色が反転するので、どこまで読んだかがわかるようになっている。これは便利・・かもしれない。しばらく使ってみよう。いいようならスマホにも入れてみよう。

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