ソードアート・オンライン24 ユナイタル・リングIII (電撃文庫)

ラノベ

引き続きソードアート・オンラインで、これでようやく最新刊に追いついた。

とりあえず表紙の左上の顔に注目。これは誰でしょう。実はまだわかりません。察しのいい読者は顔の骨格から誰かを連想するかも?

今回は、前回に引き続き「ユナイタル・リング編」、そして並行して「アンダーワールド編のその後」という感じで描かれる。

「あらすじ」では「アンダーワールド編のその後」しか書かれていないが、順序と分量からいえば「ユナイタル・リング編」の方を先に書くべきかと思う。


~漠然としたあらすじ~

「ユナイタル・リング編」

「キリトと愉快な仲間たち」が「ユナイタル・リング(略称:ユナリン)」に全員集合。そこで「鼠のアルゴ」から「あるイベントに潜入捜査」をすると言われ、キリトは付き合うのだが、そこで明確に「キリト」を敵視し、100人規模のパーティーでキリトを襲撃するという人物が出現。キリトは仲間たちにそれを伝えるだけでなく、迎撃の準備も整えなければならない。

なお、今巻においてはアリスとの同行シーンが多く、ちょうどアマゾンプライムビデオで「アリシゼーション アンダーワールド編」を並行して見ていたため、かなりイメージしやすかった。

アリスの話し方のクセが、アニメで見るとよりはっきりとわかりやすくなるのだ。

例えばアリスの、キリトの呼び方。

「お前」もしくは「キリト」の二択しかない。

また、「です、ます口調で話す」のも特徴。と、そういうのを頭に入れて読んでみると、大体次に何を話すかと言うのが想像ついたりして、「なるほどアニメ(具体化?)効果はすごいな」と思ったものである。

「アンダーワールド編その後編」

またしても総務省仮想課職員、菊岡誠二郎と再会を果たすことになってしまう。そして「アンダーワールドにダイブしてくれないか」と頼まれ、今度はアリスとアスナと三人でダイブすることになる。もちろん時間限定(重要)である。

なお、アリスがキリトから「一緒にいってくれないか」と頼まれたとき、快諾はするものの、「他に誰か誘いましたか」といい、「ア、アスナを・・」というシーンがあった。どうということもないシーンのようであるが、ちょっと寂寥感がないでもなかったような。

とりあえずアンダーワールドの200年後の世界に再ダイブを果たし、ロニエとティーゼの子孫との再会も果たす。


今巻において、アルゴから「ユナイタル・リングに全員がインしてるわけじゃないぞ」と告げられるキリト。その理由は、「様子見」であった。「事件らしいので、しばらく様子見でインしない」と。それを見て、

やっぱりまともな感覚の人いるんだ!!

と思ってしまったものである・・・。私がおかしいのではなかった。

また、前の記事で、「ユナイタル・リング」を「サバイバル・ゲーム」だと書いたのだが、描写をよく見てみると、

マインクラフト?

という気がした。製造スキルをあげると上位のものが作れるようになる、一定個数作るとスキルのレベルがあがる、という点がまさに同じ。

また、「洞窟の入り口に川が入り込んでいるのだが、この入り口を塞ぎたい」というときに、川底目掛けて木を打ち付け、その上にどんどん重ねていって川の表面まで出させる、というやり方はまさにマインクラフト。

マインクラフトのジャンルは「サンドボックスビデオゲーム」だそうである。

この「サンドボックス」というのは、


オープンワールド(Open world)とは、英語におけるコンピュータゲーム用語で、舞台となる仮想世界を自由に動き回って探索・攻略できるように設計されたレベルデザインを指す言葉である。

定められた攻略手順の遵守を要求されないゲームプレイは、「Sandbox(サンドボックス:砂場・砂箱の意味)」ともよばれる。

(Wikipediaより引用)


だそうである。アルゴ曰く「既存の概念を覆していくことがこのゲームでは求められる」とのこと。

またまた長くなりそうな予感が・・・。

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