魔王を倒した俺に待っていたのは、世話好きなヨメとのイチャイチャ錬金生活だった。5 (HJ文庫)

ラノベ

「イチャ錬」5巻の感想。

「油断するとパパにされてしまいますよ!」という衝撃のパワー・ワードが出てきたのがすでに1巻。

その後毎回のように「パパにされますよ」的な出来事が続いたため、ヨメ(ヨーメリア)は一計を案ずる。

「レンタルイザヤさん」を始めよう、というのである。

知らないところでイザヤがどうにかなるのは困る。だったら正規の料金をいただいてイザヤをレンタルしてしまおう・・というアイディアである。

とはいっても、いきなり商売として成り立つかはよくわからないので、とりあえず身内のロゼ、ナナ、マリーなどに「お試し」でレンタルを開始する。

ところが、異性に免疫のないマリーがイザヤをレンタルした結果、イザヤに恋をしてしまう(あらすじに書いてあるからネタバレではない)。

そして、再び1巻からの因縁の相手であるところの「マリー巻」である。

その結果は・・表紙を見れば察しがつくのではあるまいか。

再び「孤高の人」を目指すマリー・・は、もともと友人も少ない上に異性の友人などさらにいない。

そのマリーがずっとイザヤと一緒にいたらどうなるか、などある程度わかろうものだが・・。

で、何がどうして表紙のような状態になるのか、というのがおおまかな「あらすじ」であり「ネタ」である。

だから書けないのだった・・。

ちなみに右の銀髪の人がヨメで、左の金髪の人がマリー。

天才肌の人にはありがちなことだが、大体家庭に難があるパターンがある。

マリーも、いろいろなものを犠牲にした結果として「優れた錬金術師になった」と自分で思っているだけに、「労せずにイチャイチャばかりしている」(ように見える)ヨメには敵対心もあるのだろう。

このシリーズは、結構伏線がちゃんと練られていて、単に「イチャイチャ」ばかりではないのだが、読んでいて殺伐としない感じがよい。

気軽に読めるし、ヨメてしまう、いや読めてしまう(妙な変換をした・・)。

それがいい!

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